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目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

382「おはようひまわりくん」~ひまわりの目線で見た農場の一日を、昭和で可愛らしいイラストで描く

おはようひまわりくん <復刊傑作幼児絵本シリーズ 12>

夏特集。
素朴で昭和な絵とお話。懐かしい感じ。

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「おはようひまわりくん」表紙


「ひまわりの目線で見た農場の一日を、昭和で可愛らしいイラストで描く」

1967年に世界出版社より刊行されたものを復刊したものだそうです。
農場に咲く一輪のひまわりの、朝起きてから夜寝るまでを描いた、ただそれだけの本です。
非常にシンプルで素朴なお話。
途中、蝶々がくもの巣にかかってしまうという事件が起きますが、ドラマチックなのはそのくらい。
あとは淡々とのんびりと、ひまわりの目から見た農場の一日を描いていきます。

色が鮮やかで可愛らしくて、輪郭線も黒くはっきりしているので、低月齢から楽しめそうです。
この素朴なイラスト、昭和って感じで味があってすごくいいです。


2.情報

著者:てらむら てるお (著), ただ ひろし (イラスト)
出版年月日:2016/2/29
出版社:復刊ドットコム
ページ数:20ページ
おすすめ対象年齢:1歳から