絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

317「ねがいぼしかなえぼし」~内田麟太郎さんの優しさがあふれる、七夕伝説のお話

ねがいぼしかなえぼし (えほんのマーチ)

七夕なので今日は七夕の本を3冊紹介します!
まず内田麟太郎さんの優しさが溢れる一冊。

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「ねがいぼしかなえぼし」表紙


内田麟太郎さんの優しさがあふれる、七夕伝説のお話」

引っ越してしまったうみくんとしほちゃんのストーリーと、
七夕の由来となった中国の伝説のお話をミックスした絵本。
ほとんどが中国の伝説のお話です。

織姫に天の帝がお婿さん(牛飼い)を選びました。
会うとすぐに二人はお互いにぞっこんに。働き者だった二人は恋に夢中で働かなくなってしまった。
そこで帝は二人を引き離したけれど、今度は悲しみすぎて状況は悪化。
年に一度会わせてあげるから働きなさい、と言って7月7日だけ会えるようになったとのことです。

内田麟太郎さんの優しさが文章からあふれてきます。このシリーズのお雛様も良かったなあ。
絵は好みが分かれるかもしれません。

2.情報

著者:内田 麟太郎 (著), 山本 孝 (イラスト)
出版年月日:2004/5/26
出版社:岩崎書店
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3~歳から