絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

★288「はははのはなし」~歯の絵本の鉄板。子どもにわかりやすく歯の役割や虫歯のメカニズムを教えてくれる。

はははのはなし (かがくのとも絵本)

「歯」特集。
歯の絵本の名作・鉄板!
歯の絵本で迷ったら、まずはこれを買えば間違いなしです。

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「はははのはなし」表紙


「歯の絵本の鉄板。子どもにわかりやすく歯の役割や虫歯のメカニズムを教えてくれる。」

1970年に福音館書店の月刊科学絵本「かがくのとも」として発表された作品。
かこさとしさんが、可愛らしい絵で歯の大切さを非常にわかりやすく説いてくれます。
歯の絵本といえばまずはこれ。鉄板です。

・歯なんてなければいい? 歯の役割(ご飯をすりつぶし、栄養にするため)
・虫歯になる仕組み
・歯磨きの大切さ
・甘いものは酸になる
・良い栄養が良い歯を作る
・良い歯があれば丈夫な体になる
・生え変わるとしても子どもの歯は大事
・大人と子どもの歯は何本ある

これだけの膨大で重要な情報を、とてもわかりやすくかみ砕いて、子どもにもわかるように説明しています。
うちの4歳も興味津々。
元々歯磨きは嫌いではありませんでしたが、もっと大きく口を開けてくれるようになりました!
保育園、幼稚園で自分で磨くことが始まるくらいの年齢(年少さん)に良さそうですね。


2.情報

著者:加古 里子
出版年月日:1972/3/1
出版社:福音館書店
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:3歳から