絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

息子、二度目の熱性けいれん

息子が初めて熱性けいれんをやったのは2018年11月下旬、1歳3か月のときでした。

ちょうどその日、たまたま私の母親が来ていました。ほんとに久しぶりで偶然。
息子は熱が朝からあって、保育園を休ませていました。
そして母に預けて娘を保育園に迎えに行き、17時半頃息子にご飯を食べさせ……
その後なんか急に熱が上がりました。

そこで母が「寒そう!」と毛布にくるんでしまったのですが、それで熱が一気に38℃前半から39℃後半に。
気づいたら意識を失って痙攣が始まってしまいました。

ぎりぎり18時前でかかりつけの小児科がやっていたので電話したら
「熱性けいれんはすぐに救急車を!」との先生の指示で、救急車を呼びました。

5分ほど手足をピンと突っ張って痙攣していました。
死ぬんじゃないかと思うような恐ろしい光景でした…。
あの恐怖は一生忘れられない。

救急車に乗ったら、母親がくるませた毛布を見て救急隊員さんが
「放熱しないといけないので脱いで!」と。
なんだってー。
そのくらい無知でした。

そして30分くらいかけて遠い遠い都立広尾病院へ搬送…。
結構いろんな病院に断られて、はるか遠くまで来てしまった。

そして先生の問診。
めちゃくちゃいろんなことを聞かれました。
すごく細かく様子を聞かれるので、熱性けいれんの時は
・手足の様子
・分単位の時間
を見ておかないといけないことがわかりました。

で、結構細かく覚えていて答えた私、先生に
「お母さん落ち着いてますね。けいれん見たことありますね?」
と言われました。

いやいやいやいや、初めてです(´;ω;`)
死にそうに心臓バクバクしてます、落ち着いてなんていません。
怖い時、悲しい時、感情を押し殺してしまう人なんです。
内心はパニック。

そして息子は、普通の熱性けいれんなのかどうかを調べるために血液を採られ
(泣き声がかわいそうだった…)
その後点滴。

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点滴中。かわいそう…

点滴を何十分かやって、20時半頃タクシーに乗って帰宅できました。
結局後日、発疹が出たので、突発性発疹による発熱だったことがわかりました。


ーーー


それが一回目。
もう二度と起こらないでくれと願い続けていたのに…。
令和が始まったばかりの2019年5月4日の夜、やりましたねえ…。

一週間前から微熱が出ては下がったり、鼻水が出たりしていて、軽い風邪くらいに思っていつも通りに過ごしていました。
でも16時くらいから若干機嫌が悪かったかな。私にやたらとついてきて。
それでも熱もないし普通に入浴させていたら動きが止まる。
外に出して体を拭いていたらガクガク大きく震え始める。唇が青い。
熱を測ったら38.7℃。
服を着せてもまだ震えが止まらないので#7119に電話して「震えてるんですが…」と聞いている間に、意識がなくなりました。

oh... 速攻救急車を呼びましたよ。

前回以降知識がちゃんとしたので、薄着にして、保冷材で鼠径部やわきの下を冷やしました。
そして細かく時間や様子をメモして、今回は夫に救急車に乗ってもらいました。
私は娘とお留守番。

二回目でも全然慣れない。
何度見ようとあの姿は、「わが子が目の前で死ぬ姿」そのもの。
どれだけ代わってあげたいか!

祈るように過ごし、夫と子は20時に帰宅。
まだ高熱だったので解熱剤の座薬を入れたら、よほど疲れていたのか何も食べずにこてっと眠ってしまいました。
痙攣が疲れるのはわかります。
私は重度の鬱病の治療のために、電気けいれん療法というのを受けたことがあって、全身に電気を流してけいれんさせるのです。
麻酔から覚めた後は全身筋肉痛だったなあ。そんな感じなんだろうな。

そして翌日は、何事もなかったかのように平熱で元気。
インフルでもアデノウイルスでもないっぽい。

36℃後半から38℃後半に、2℃ほど一気に上がったのがものの5分ほどの出来事。
こんなの絶対予防できないですよ。予想もできないですよ。
恐ろしい…ほんとに恐ろしい。

以上、熱性けいれんの恐ろしさをひたすら語ったレポートでした。
気をつけられないけど、もし始まったら冷静に冷やして様子をメモして救急車を待ちましょう、お父さんお母さん!!