絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

★155「どんぐりむらのだいくさん」~地域の人たちで自分たちの居場所を作ろうという素晴らしい話

どんぐりむらのだいくさん (どんぐりむらシリーズ)

Amazonのレビューで「内容が無い」と結構ひどいレビューが多いこの作品。
でも私にはとても素敵な作品でしたよ!
「場づくり」とかモノづくりに携わっている人ならわかるんじゃないだろうか…。

f:id:reviewand:20190413020702j:plain
「どんぐりむらのだいくさん」表紙


「地域の人たちで自分たちの居場所を作ろうという素晴らしい話」

どんぐりむらシリーズの中で一番好きで、一番共感できる素敵な本です。
でもまずざっと読んで、子どもたちがみんなで立ち読みしたり、店員さんが読み聞かせをするのを見て、
「これは本屋じゃなくて図書館の方がしっくりくるのでは!?」と思ったのですが、
細かく本を「買う」というワードが織り込まれていることから、
司書さんじゃなくて本屋にする大人の事情があったんだな…と察しました。
(図書館設定だと思った方が脳内で自然です)

本は子どもに勇気を与え元気にさせ、
おばあさんの料理の友となり、
入院している子どもに魔法をかけ、
子どもたちを想像の世界へと大冒険に連れて行ってくれる…。
本には魔法の力があるという本書のメッセージには、心から共感しました。いつも本を傍らに生きていたいです。


2.情報

著者:なかや みわ
出版年月日:2016/9/6
出版社:学研プラス
ページ数:36ページ
おすすめ対象年齢:3歳から