どんぐりむらのほんやさん (どんぐりむらシリーズ)
これは本を愛する者として、非常に共感できました!
著者もかなりしっくりきながら描いたのではないでしょうか。
「本には魔法があるというメッセージに深く共感!」
どんぐりむらシリーズの中で一番好きで、一番共感できる素敵な本です。
でもまずざっと読んで、子どもたちがみんなで立ち読みしたり、店員さんが読み聞かせをするのを見て、
「これは本屋じゃなくて図書館の方がしっくりくるのでは!?」と思ったのですが、
細かく本を「買う」というワードが織り込まれていることから、
司書さんじゃなくて本屋にする大人の事情があったんだな…と察しました。
(図書館設定だと思った方が脳内で自然です)
本は子どもに勇気を与え元気にさせ、
おばあさんの料理の友となり、
入院している子どもに魔法をかけ、
子どもたちを想像の世界へと大冒険に連れて行ってくれる…。
本には魔法の力があるという本書のメッセージには、心から共感しました。いつも本を傍らに生きていたいです。
2.情報
著者:なかや みわ
出版年月日:2014/9/2
出版社:学研プラス
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3歳から