きいろいのは ちょうちょ (五味太郎・しかけ絵本 (1))
五味太郎さんの視覚のマジックは素晴らしいですよね。
それが堪能できる素晴らしい一冊です。
五味太郎さん入門本というか。
「五味太郎さんの醍醐味。素晴らしいしかけ。」
素晴らしいしかけ! さすが五味太郎さん。あっぱれな一冊です。
「きいろいのはちょうちょ… きいろいのはちょうちょ…」と男の子が網を持って捕まえようとするのですが。
ページを開くとあれ、ちょうちょじゃなくなっている!
ちょうちょ部分は穴が開いていて、ページをめくるとその黄色かった部分は実は違うものなんです。
さらにこの仕掛けは二段階あって、穴があいたところが次のページで新しい何かに変わっています。
説明するのが難しいのですが、見れば感動のしかけです。
ちょうちょの形のブタの鼻になったり、サングラスになったり、リボン、だるま……
ページをめくるたびに「わあ!」と子どもと一緒に声をあげてしまいます。