絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

★44「ぼくはフクロウ」~素晴らしい翻訳によって成り立つ作品。面白い!

ぼくはフクロウ

韻を踏むラッパーフクロウの登場だロウ、そうだロウ!
読むといいだロウ!
hey yo!


f:id:reviewand:20190226150711j:plain
「ぼくはフクロウ」表紙

「素晴らしい翻訳によって成り立つ作品。面白い!」

そうきたか! フクロウの「ロウ」でひたすら韻を踏む絵本。
これは原作も気になるけれど、翻訳した方がすごいと思う! だって絵と内容が合いながら語尾をうまく「ロウ」にしている。
木坂涼さん、女性。調べたら著書も翻訳も多数。

「あれ? ダレダロウ」
「もっと ダレダロウ」
ここで吹く。
「ミニダロウ?」
「ビッグ&ミニダロウ?」
面白い…。しかも段々脳内でお笑いのスギちゃんの声で再生され始める。
それは「ダロウ」じゃなくて「ダゼエ」だぜ、と自らにつっこみながら。

絵もシンプルながら味わい深くて好きです。


2.情報

著者:フィリップ・バンティング (著, イラスト), 木坂 涼 (翻訳)
出版年月日:2018/11/29
出版社: ビーエル出版
ページ数:48ページ
おすすめ対象年齢:2~3歳から