娘グッジョブ。絵本グッジョブ。ミラクル。
娘が私のお腹の中にいたときの記憶を話してくれました。
よく聞く「胎内記憶」というやつです。
「3歳の時に一度だけ聞くこと。」というのだけは覚えていて、
3歳になった直後に、お風呂に一緒に入っているとき聞いたことがあるんです。
「ママのお腹のなかにいたときのこと覚えてる?」と。
でもその時は無言で終わり、ああ、これでこの子のチャンスはもう終わったか本当に覚えていないんだろうなと、あっさり諦めていました。
そして2/25の朝、保育園で借りてきていた「あやちゃんのうまれたひ」を読み聞かせてあげたのです。
⇓⇓「あやちゃんのうまれたひ」レビュー⇓⇓
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これを読んであげたのにもきっかけがありました。
最近娘が保育園での私とのお別れを過剰に寂しがり号泣。そんな日が続いていて。
調べたら「3歳を過ぎて母子分離不安があるのは、親の接し方に問題があるか、先生に問題があるか、発達障害。病院で相談しろ」みたいに出てきたんです。
近頃私が娘に厳しい自覚は、実はちょっとありました……
娘にバイオリンを習わせているのですが、練習中イライラして声を荒げてしまったり、
夜のワンオペ二人育児に疲れて、言うことを聞かない子どもたちに怒鳴ってしまったり(複数人はきつい…ほんとに…)、
甘えて「抱っこして」「靴履かせて」「洋服脱がせて」「ご飯手伝って」というのを自分でやりなさいと拒否してしまったり、
「早くしなさい!」が口癖のようになっていたり…
ということがありました。
おそらくこれらが原因で母子分離できなくなってしまったんだろうと、ものすごく凹んで反省しました…。
娘に辛い思いをさせてしまった。本当に申し訳なくかわいそうな気持ちでいっぱい。
そして娘が甘えたがったら存分に甘えさせてあげて、大好き大好きと常に言い続けようと誓いました。
その「愛しているよ」の表現の一環として、この絵本を読んで、「あなたが生まれる前からあなたのことが可愛くて可愛くて大好きだったのよ」と伝えたかったのです。
一発でそれが伝わったのでしょうか。
読んだ日の晩(昨日ですね)、突然「ママのおなかの中にいたとき、茶色いお山があったの」と始まりました。
これは胎内記憶だー!と速攻でスマホのカメラを起動させて録画しました。
3分も語ってくれました。
興奮!!
以下、娘の言葉です。
娘「〇〇ちゃんママの中にいたとき茶色いお山があったの」
私「おなかの中になにあったの?」
娘「えっとねー赤ちゃんがうまれたの」
私「茶色いお山ってなに?」
娘「えっとね、山だよ」
私「何色?」
娘「茶色」
私「茶色いお山があったの。あとは?」
娘「あとはね、薄い色があったの」
私「薄い色?どんな色?」
娘「えっとね、この色」(ジグソーパズルの赤茶色を指さして」
私「音はした?」
娘「うん。」
私「どんな音?」
娘「えっとね、かわいい音」
私「どんな音?」
娘「ぴよぴよ」
私「ぴよぴよしたんだ。温かかった?冷たかった?」
娘「うん。あったかかった。」
私「あったかかったんだ。」
娘「そうなんだよ。」
私「気持ち良かった?」
娘「うん、気持ちよかったわたし。」
私「どのくらい?長くいたの?」
娘「うん」
私「どんな気持ちだった?」
娘「内緒。えへへー笑」
私「あとは?」
娘「次は、薄い赤」
私「次は薄い赤なんだ。」
娘「そうなのよ」
私「薄い赤の中にいたの?」
娘「どんな気分だった?」
私「えっとねーこんな気分だった(ディズニーのジグソーパズルを指さす」
娘「楽しい?嬉しい?」
私「うん、嬉しい気分だったの。そうなのよ。」
娘「あと何見えた?」
私「むらさき。あと黄色い、薄い黄色」
娘「薄い黄色も見えたんだ。」
私「ピヨピヨ以外は聞こえなかった?ママの声聞こえなかった?」
娘「聞こえたよ。えっとねー、『みんなで遊びたいよ」って言ってた』。そうなの。内緒。」
私「それだけ?」
娘「それだけ!」
そしてこの長いお話の後、
「今日はこんなに素晴らしい日だから!(バイオリンの練習頑張れる)」という言葉まで。
嬉しかったのか。
私も嬉しかったよ。。。
イライラお母さんにならないように、
愛情をいつも伝えてあげられるように、
肝に銘じて頑張る所存です!!